ベートーヴェン関連の以下のイベントに登壇いたします。
講演会(音楽祭期間中の有料公演チケットもしくは半券があれば無料で参加できるイベントです)
東京国際フォーラム 1階 ホールB5(2) (ジュリエッタ)
https://www.lfj.jp/lfj_2023/event/article_06.html
①5月4日(木・祝)18:30~
「愛でる人びと~ベートーヴェンの「ファン」とは誰だったのか?」
CDもTVもYouTubeもない時代。ベートーヴェンが生きた18~19世紀において「人気が出る」とはどういうことだったのか。また、彼はどうやって自分の存在を世のなかに知らしめ、「ファン」を獲得したのか? どういうファンがいて、どうやって彼を応援し、愛し、支えたのか? 手紙や当時の数々の証言から、ベートーヴェンのファンや推し活動の実態に迫ります。
②5月5日(金・祝)11:00~
「ベートーヴェン捏造~会話帳改竄事件の真相」
耳が聞こえなくなったベートーヴェンが用いていた筆談用のノート「会話帳」が、実は秘書シンドラーの手によって改竄されていた!? その事実が発覚したのは、ベートーヴェンの死から150年が経過した1977年。いったい秘書はなぜ改竄に手を染めたのか? その手法は? スキャンダラスな事件の全容に迫ります。
「ボンの仲間たちとベートーヴェン〜宮廷楽団の同僚、そしてフェルディナント・リースとその一家〜」
2023年5月13日(土)14:00~
小山台会館3F大ホール
〔講師〕 かげはら史帆、丸山瑶子
〔演奏〕 樽木彩花
https://sites.google.com/view/beethovenkreis/%E4%B8%BB%E5%82%AC%E5%BE%8C%E6%8F%B4%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88#h.ekjm0ajinzim
ベートーヴェンと故郷ボンとの関係は、作曲家がボンにいた時代だけではなく、1792年11月にヴィーンに旅立った後も大きな意味を持ち続けました。
5月の例会では、ボンの宮廷楽団員同士の繋がりが、その後のベートーヴェンの音楽活動や作品の伝承にどのような意味を持ったのか考えてみます。
さらに、同郷の弟子フェルディナント・リースとベートーヴェンとの、祖父の代にまでさかのぼる家族ぐるみの交流や、2人の師弟関係、作品の共通点などを、ピアノ演奏を交えてお話します。
〔講師〕 かげはら史帆、丸山瑶子
〔演奏〕 樽木彩花
ご依頼ってなんで重なるんだろう。
さすがに10日間で3イベントははじめてです。不思議!!
ですが、コロナ禍でベートーヴェン・イベントが軒並みつぶれた2020年を経て、ようやくこうやってリアルな場でトークをできる機会がめぐってきたことをうれしく思います。
(サムネイル写真は2020年1~2月のフランス・ナントでのLFJ。こちらに帯同させていただき、5月の東京も楽しみだな~~~!と思っていた矢先……コロナの波が世界を襲ったのでありました)