【連載】『わたしが推した神』ACT2-5 わたしの推しは敵国人?

 1914年6月28日。  その日、ロモラはウィーンにある高級サナトリウムのベッドの上から、窓の外にひろがる美しい庭を眺めていた。 夏も間近。アカシアと薔薇の濃厚な香りが病室まで漂ってくる。専属の看護師が、ときおり、白い … 続きを読む 【連載】『わたしが推した神』ACT2-5 わたしの推しは敵国人?