【連載】『わたしが推した神』ACT2-11 世界は春を迎えたのに

  猛烈な勢いで「ことば」を綴りだしたのは、ロモラではなく彼女の推しの方だった。  バレエ・リサイタルを終えた日の晩。自分のベッドに寝そべり、枕の上にノートを広げると、ニジンスキーは一気に鉛筆を走らせた。 疲れているはず … 続きを読む 【連載】『わたしが推した神』ACT2-11 世界は春を迎えたのに