【連載】『わたしが推した神』ACT2-10 変わりゆく世界、変わりゆく推し

 暗がりのなかで、ロモラはゆっくりとまぶたを開いた。 まだ朝はだいぶ遠い。けれど目は冴えていた。枕の上から、じっと天井を見つめる。ここがブダペストの実家でも、ブエノスアイレス行きの夜行列車でも、大西洋をわたる客船でもない … 続きを読む 【連載】『わたしが推した神』ACT2-10 変わりゆく世界、変わりゆく推し